保育方針

「人はひとりでは生きられない」

 学校教育法に基づくのはもちろんですが、当園が最も大切にしているのはキリスト教的人間観です。それはまず第一に、かけがえのない-”いのち”-の大切さということです。いのちの源から与えられた、一回限りの、くりかえしのきかない、しかも誰もかわってはくれないいのちを、誰もが生きているのですから。
そして、その与えられた個々のいのちの中には、はかり知れない大きな力(可能性)が秘められています。他と比較して優劣を決める力ではありません。そのいのちだけが持っている固有の力です。 その力に目をとめ、信頼し、自らその力を発揮できるようになって欲しい。これが私たちの願いです。
  この”いのちの力”は、大人が強制したり管理したりという方法では、発揮できません。かといって放任されても、それはできません。
誰かが、「共に」いてくれてはじめて、人は自らのうちにある力に気づき、それを発揮できるのです。「人はひとりでは生きられない」と言われるとおりです。
  一人ひとりの違いを認め受け入れあって、「共に生きる」これが当園のモットーです。この大きな理想にむかって、幼児期という段階に即した保育をめざします。
  生涯にわたる人格の基礎を身につける幼児期に、ひとと共にいることの喜びと大切さを身につけて欲しいと、こころから願っています。

 

【すくすくのびのび】

1960年開園の北町カトリック幼稚園。

2020年に園舎建て替えを行い、園舎も園庭も新しくなり遊びやすく、過ごしやすい空間となりました。

幼稚園では、毎日主体的に取り組んでいる子どもたちの姿があります。

幼児期の今だからこそ、身につけたい大切なこと。それは『こころの成長』です。様々な経験を通し心豊かに

成長します。

好きなこと、得意なことをどんどん伸ばすことができるようにそして、苦手なこと、難しいことにも頑張って

挑戦することができる強い心。

友だち同士の関りを大切にし、協力し合い進めていくことのできる優しい心を育てます。

また、自分で考え、選び、行動できるような保育を行っております。

 

                        園長  橋爪 千尋

園章について

園児が毎日、左胸につけている園章。上の方には、北町の“北”の文字。そして、カトリック幼稚園とわかるように、十字架、その上に“幼”の文字がデザインされています。

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