おしろいばな
今年の“おしろいばな”は、様々な色の花が咲いています。以前、幼稚園の“おしろいばな”の色は、濃いピンクと薄いピンクだけでした。黄色のおしろいばなの種を持ってきて蒔いても咲かず、ピンクだけだったのです。
そんな毎年咲いていたおしろいばなですが、昨年は咲きませんでした。花を使って『色水づくり』『水中花(?)づくり』、種から白い粉を取り出し『お化粧ごっこ』などの遊びができませんでした。そこで、昨年の夏から秋にかけて、今年度のために職員で種を集め始め、色別に保管していました。
一学期も半ばに近づいたころ、種を蒔く準備をしていると、年長さんが「僕たちも蒔きたい」と手伝ってくれました。黄色・濃いピンク・薄いピンク・白と四種類に分けて、御聖堂の横に蒔きました。芽を出し、グングンと大きくなり、夏休みには花がたくさん咲き始めました。今年は、初めて黄色も咲きました。まだらになっているものもあります。
夏休み後半、台風が来ましたが、折れずに頑張ってくれたようです。二学期、子どもたちが花を使って遊ぶ姿を思い浮かべ、ワクワクしながら夏休みを過ごしました。
園長 橋爪 千尋
今月のうた
神さまがわかるでしょ しょうじょうじの狸ばやし
神さまがわかるでしょ しょうじょうじの狸ばやし