園だより

『エッファタ』

 『エッファタ』は、アラム語で『開け』という意味だそうです。この夏、この『エッファタ』という言葉を何度も耳にしました。

  カトリック中央評議会より出版された『エッファタ』という本を、翻訳のお手伝いをした友人から勧められました。この本は、バチカンで2009年に保険従事者評議会主催により開催された、ろう者をめぐる画期的な国際会議の講演録です。 『エッファタ』という言葉が出てくる、聖書のマルコによる福音7章31節から37節を友人と何度も読む ということもありました。以前にも耳にしたことのある言葉だと思うのですが、今回は  何となく頭に残る言葉でした。そして、ふと、神さまから『目をひらきなさい』『耳をひらきなさい』『心をひらきなさい』等々の私へのメッセージなのかもしれないと思いました。

 さあ、二学期が始まります。目をひらき、耳をひらき、心をひらき、そして子どもたちの心もひらくことができるように寄り添いながら、日々過ごしていきたいと思います。

 よろしくお願いいたします。

園長  橋爪 千尋
今月のうた
神さまといつもいっしょ   虫のこえ

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