たんぽぽひろば(未就園児クラス)

　幼稚園では、年に10回保育中に、未就園児クラスを開いています。この時、年中、年長組の数名が『お手伝いをしたい』と、ホールへ来てくれます。名前呼びをし、歌をうたいお祈りをします。在園児は、未就園児のお手本になってくれます。未就園児の保護者の方には、幼稚園の様子を知っていただく一つになっています。その後、　活動のお手伝いへと続きます。その日使うもの、材料やクレパスなどを一人ひとりに配ったり、ごみを集めたり片付けも手伝ってくれます。

　この時間は在園児にとって、たくさんの学びの時間となっています。周りを見て判断したり、未就園児(保護者の方)に『どちらがいいですか？』と尋ねて、選んでもらったりしています。最後の絵本のときは、未就園児の前に座らないように、周りを見て自分の座る場所を決めています。

　幼稚園の様子を知っていただくための“たんぽぽひろば”ですが、在園児にとっての学びがあり、私も子どもたち一人ひとりの新しい発見をすることができ、楽しい時間となっています。