園だより

5月 祈り

五月がすぐそこまで来ています。
入園・進級をして三週間が過ぎようとしています。子どもたちは、園での生活のリズムに慣れ、毎日楽しいことを見つけているようです。
 先日、年中・年長の子どもたちに、熊本地震の話をしました。ニュースや新聞からでしょうか、ご家庭でお話しされているからでしょうか、詳しく知っている子もおりました。『みんなは、どんなことができるかな…?』と質問をすると、『困っているお友だちに“いいこ、いいこ”をしてあげる』『泣いている子がいたら、涙を拭いてあげる』『食べ物を持って行ってあげる』『みんなで、お祈りをする』などと答えてくれました。今、私たちが現地へ行って…ということは無理ですが、遠くにいる見えない相手のことを思い、考え、想像し、自分に出来ることは…?と考えることが、とても大切なことだと思います。そのような思いで、『被災された方々が、少しでも早く落ち着いた生活ができますように』と祈るとき、大きな心がたくさん詰まった祈りになるのではないでしょうか。子どもたちからの話を聞いて、とても心が温かくなりました。
子どもたちと共に、『被災された方々、救援活動をされている方々の健康もお守りください』と、引き続きお祈りしていきたいと思います。

園長  橋爪 千尋
今月のうた
あめのきさき シャボン玉

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