子どもたちの言葉から
11月中旬、お弁当を食べているとき、隣にいた年少児が“お父さんは、大阪で生まれた。自分は病院で生まれた”と話してくれました。『お母さんは、どこで生まれたの?』と聞くと『お母さんは、生まれた時から大人だったから、どこでもないの。お父さんも生まれた時から大人なんだけど…大阪って言ってたんだよね』と、首をかしげながら教えてくれました。
11月22日の降園準備のとき、年中児が『明日はお休みだよ』そして続けて『敬老感謝の日なんだよ』と…教えてくれました。
子どもたちと過ごしていると、このような会話に時々出会います。大人との会話ではない楽しさがあります。子どもたちのこのような言葉は、自分が今までの人生経験の中で得た知識をフルに使い、頭の中で様々なことを考え出てきた言葉です。その子、一人ひとりの言葉になるまでの頭の中を想像していると、とても楽しくなります。どんどん頭が固くなってくる私にとっては、頭を柔らかくほぐしてくれる先生でもある子どもたちの言葉です。
園長 橋爪 千尋
今月のうた
もろびとこぞりて あわてんぼうのサンタクロース
もろびとこぞりて あわてんぼうのサンタクロース