園だより

節分

 晴れた日には、雲もなく青空のことが多い冬の空。この時期、白い御聖堂が青空に映え、とてもきれいな日が あります。
 そんな冬に毎年、“鬼”がやってきます。一人の時もあれば、二人の時もあります。ホールのドアから入ってきたり、窓から入ってきたり、砂場で酒盛り(?)をしていたこともありました。毎年違う“鬼”ですが、みんなが集まっているところにボンゴの音とともに入ってきて、豆を投げられ逃げていく、という“鬼”です。子どもたちにとって、ちょっと怖い体験です。
 この“ちょっと怖い”ことも、子どもたちには、大切なことと思っています。子どもたち一人ひとりにとって、 幼稚園は安心できる場所になっています。お友だちも先生も一緒にいます。そんな安心できる場所での“ちょっと怖い”ことは、『いろいろな経験を通して学んでいく』の中の“いろいろな経験”の一つです。鬼が来た日に『どんな鬼が来たのか?』『自分の心の中にいる、どんな鬼を追い出したのか…?』お子さんに尋ねてみてください。 そして、ご家庭でも豆まきをして、心の鬼を追い出し、立春を迎えましょう。

園長  橋爪 千尋
今月のうた
忘れないで    雪のペンキやさん

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